膠原病の症状・貧血
膠原病による全身症状には、発熱のほかにも、貧血症状があります
貧血とは
貧血とは、医学的に血液の中の赤血球や血色素が減少している状態です。その場合には、結膜の色が白っぽくなってきます。眼の下の皮膚を引っ張ってまぶたの内側の結膜をみてみるとわかります。
一般にいわれる脳貧血は、起立性低血圧のことです。立ち上がった時に血圧が低くなってめまいがしたり、あるいは倒れてしまう状態です。これは必ずしも血液の中の赤血球や血色素の亘が少ないためにおこるものではなく、血圧が下がるために脳に行く血流が減少しておこるもので、貧血とは異なります。
膠原病での貧血の症状
貧血が続くと、「疲れやすい」、「だるい」、「運動をすると息がきれる」 などの症状が現れます。ただし、膠原病でみられる貧血はあまり強くないことが多く、単なる疲れや自律神経失調症と間違えられていることも少なくありません。