膠原病

若年性リウマチ(症状・治療)


6歳以下でリウマチが発症した場合は、若年性リウマチとよばれます。小児リウマチともいわれ、①全身型多関節炎型乏関節炎型の三つに大別されます。

若年性リウマチ

若年性リウマチの特徴

全身型は、発見者の名前をとってスティル病ともよばれます。この場合には、高熱と発疹、関節痛などを伴うのが特徴的です。多関節炎型乏関節炎型は大人のリウマチとよく似ています。

若年性リウマチの症状

若年性リウマチの患者さんは全国で5千人前後とされています。成長過程に病気がおこるために、発育障害を招き、低身長や下あごの形成不全などの症状を引きおこすことがあります。

若年性リウマチの治療

最近ではメトトレキサートを含む大人用の抗リウマチ薬が積極的に使われるようになり、かなりよい治療成績をあげてきています。