膠原病

膠原病の症状・リンパ節の腫れ


膠原病による全身症状には、発熱のほかにも、リンパ節が腫れる症状があります。

リンパ節の腫れ

首のリンパ節
膠原病になると首や、わきの下、鼠径部(内もものつけ根)などのリンパ節が腫れることがあります。腫れた部分を押すとやわらかく、痛みはほとんどありません。
リンパ液の中にはリンパ球があり、リンパ管に集まってきます。リンパ管は、血管と同じように全身にはりめぐらされていますが、ところどころに関所のような役目をするところがありますそれがリンパ節(リンパ腺)で、免疫にかかわる細胞(リンパ球など)があって、リンパに入ってきた細菌などの働きを弱めたり死滅させたりします。
細菌やウイルスに感染すると、こういった免疫系の仕組みが働いてリンパ節が腫れますが、さわると痛みがあります。また、がんの転移でもリンパ節が腫れますが、痛みはなく、ごつごつと硬いのが特徴です膠原病の腫れとの違いとして、参考にしてください。
リンパ節